ナノインデンテーションテスタ: NHT³
市場で最も汎用性に優れ、ユーザーフレンドリーなナノインデンテーションテスタ
NHT³ナノインデンテーションテスタは、硬度、弾性率、クリープ特性、その他の表面特性をナノメートルからマイクロメートルまでのスケールで測定するために設計されています。0.1 mNから500 mNまでの荷重範囲で、非常に高い汎用性を実現します。独自のトップリファレンス技術により、温度が安定するのを待つことなく計装化インデンテーション測定を即時実施できます。また、「クイックマトリックス(Quick Matrix)」インデンテーションモードを使用すると、高スループットの測定(1時間あたり最大で600件の測定)を行えます。
簡単なナノインデンテーション測定
直感的に使用できるアントンパール社のソフトウェアでは、標準メソッドから非常に高度なメソッドまで様々なタイプの計装化インデンテーション測定を容易に定義して分析できます。非常に広い拡大範囲を持つ顕微鏡が内蔵されているので、サンプルの表面を観察して測定位置を直接定義できます。さらに、衝突により圧子が破損しないように保護するリファレンスリングが付いており、測定先端の交換は2分未満で完了できます。
短時間で高精度な測定を実現
この装置独自の設計として、内蔵されたトップ表面リファレンスリングがインデンテーション測定の最初から最後までサンプル表面を追従します。このため、押し込み深さが常に現在の表面位置に対して直接測定されます。この機能を備えた装置はアントンパール社のナノインデンテーションテスタだけで、NHT³は、ミスが生じやすいソフトウェア修正ではなく正確な結果を提供します。この技術のもう1つのメリットとして、サンプルを取り付けた後、温度が安定するまで何時間も待つことなく測定をすぐに開始することができます。