モジュール型旋光計: MCP 5100/5300/5500
限りない旋光度測定
MCP旋光計シリーズは、最先端のテクノロジー、現代的デザイン、優れた使い勝手を兼ね備えています。多波長のようなお客様固有の構成にも対応しますし、将来に向けて幅広いオプションを提供しています。MCP 5100/5300/5500は、研究開発だけでなく、薬品業界、化粧品業界、化学業界などでの旋光度の測定や光学活性体物質の濃度・比旋光度の測定にも適したソリューションです。21 CFR Part 11に完全準拠した最新のデータ管理機能を備え、スタンドアロン、デスクトップPCによる制御、ネットワーク接続のいずれの形態でも、データの整合性を維持します。
あらゆるデータ管理を担う外部MCPデスクトップソフトウェア
旋光計は外部のMCPデスクトップソフトウェアによって制御します。操作は全て接続されたPC上で行います。ユーザーグループ管理、システム管理、データ管理は、装置ではなくPCによって行われますので、装置の適格性評価にかかる時間が大幅に短縮されます。寿命データ(測定データ、監査証跡、チェックデータ、調整データ)は生データとしてデスクトップPCのデータベースに自動的に保存されます。このデータベースは、必要に応じてお客様のITプロセスによってバックアップと復元を行うことができます。
データの信頼性チェックのためのRaw Data Viewer
データの収集や管理を行うには、アントンパール社のLIMS Bridgeを使用してMCP旋光計をネットワークまたはPCに接続します。アントンパール社のRaw Data Viewerを使用すると妥当性のチェックを行うことができます。保存された生データが読み込まれ、PCのフォーマットから人間が読むことのできるフォーマットへの変換が行われるので、検証プロセスを実施できます。ファイルが変更され検証できなくなる場合に備え、データにデジタル署名を施し、自動チェックによって整合性を検証します。