1.7 µm までの近赤外領域での測定用に、アバンテスは新しい非冷却型分光器構成シリーズを提供します。AvaSpec-NIR256-1.7-EVOとAvaSpec-NIR512-1.7-EVOは、同じ高感度光学ベンチを提供しながら、次世代のエレクトロニクスを搭載しています。どちらの装置も、わずか0.53 ms/scanのサンプル速度や10 µsの積分時間など、信頼性の高いAvantes装置と同様の優れた性能仕様が実現されています。
分解能が重要なアプリケーションや、モデリングに必要なデータポイントが多い場合は、512ピクセル検出器が最適な選択肢となるでしょう。
AvaSpec-NIR256/512-1.7-EVOは、信頼性の高いInGaAsディテクタと、USB3およびギガイーサネット接続ポートを備えた超低ノイズ電子ボードを組み合わせたものです。デジタルおよびアナログI/Oポートにより、外部トリガーやシャッター、パルス光源の制御が可能で、高感度モード(HS、デフォルト)と低ノイズモード(LN)の2種類のソフトウェア制御ゲイン設定モードから選択することができます。
また、4種類のグレーティングと交換可能なスリットから、用途に応じた帯域幅と必要条件を選択することができます。
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