アルファ・ベータ型エアロゾルビーコン「BAB A7」は、メンテナンス作業中や解体作業現場など、人工音の影響を受けにくい作業所監視用に特別に設計されています。
BAB A7は、人工的なアルファ線とベータ線の放射性エアロゾルの濃度を連続的にモニター・測定します。オプションとして、周囲のガンマ線を測定するための外部プローブを装備することができます。BAB A7で測定されたすべてのデータはリアルタイムで表示され、またリモートでアクセスすることも可能です。強力なアルゴリズムにより、ラドンを最適に補正することができます。
排水や工事現場の監視など、ユーザーのさまざまなニーズに対応するため、据え置き型と移動型の2種類を用意しています。通信規格は、VD/VR、スカイリンクに対応したバージョンを用意しています。
検出された放射線の種類
αとβ
検出器の種類
大面積デュアルシリコンダイオード、2×360mm²。
エネルギー範囲
α:2~5.65MeVまで
β:100keVから2MeVまで
ソフトウェアで調整可能な人工αROI
温度範囲
5℃~+45℃(41°F~113°F)の間
CEM規範の遵守
EMIエミッションEN 61000-6-4
EMIイミュニティEN 61000-4-3、レベル3
測定範囲
α:10^(-3)から1.10^4 Bq/m³まで
β:10^(-2) から 1.10^4 Bq/m³ まで
表示単位
Bq/m³、μGy/h
サンプリング量
6 m³/h
パフォーマンス
ガンマバックグラウンド補正
ラドン補償
ラドン子孫の検出限界値 フィルター上の活動濃度37Bq/m3、測定時間1時間
SDα = 0.3 Bq/m3
SDβ = 2 Bq/m3
保護指数
IP 54
アラーム
音声および可視アラームは、放射線の種類に応じてアラームのしきい値を2段階に調節できます。
---