ラットやマウスなどの小動物の傷ついた前肢の不快感(無力感)のレベルを、操作者から独立して測定することができる、簡単で痛みを感じさせないソリューションです。この静的ウェイトベアリング装置は、ネズミの無痛症や侵害受容に関する研究(関節炎、軟骨変性、炎症モデル、神経損傷モデルなど)に理想的です。SWB-Touch:タッチスクリーンコンソールが新しくなりました。
正常なラットやマウスは両足に均等に体重がかかりますが、負傷した足と負傷していない足の体重分布の比率は、ネズミの負傷した足の不快感の度合いを自然に測定し、Paw Pressure Analgesia Meter (Randall and Sellito test) と相関があります。Bioseb Incapacitance TestやStatic Weight Bearing (SWB Touch) Testでは、この体重分布を測定することができるため、不快感のレベルを簡単かつ正確に推定することができます。
BiosebのStatic Weight Bearing Incapacitance Testは、両足にかかる体重を連続的に測定することで、姿勢の平衡状態を評価し自発痛を客観的に測定できるため、従来の方法(Randall & Selitto testなど)では測定できなかった、実験的侵害刺激による侵害閾値や疼痛感受性を測定できる研究領域を開拓することが可能です。
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