ボディスタット1500MDDは、生体電気インピーダンス分析により、体組成、水分補給、細胞の健康状態を正確に評価する2周波装置です。
Bodystat 1500MDDに表示される数値のひとつに、ウェルネスマーカーがあります。ボディスタット独自のウェルネスマーカーの目的は、ECW/TBW比の変化が臨床的に明らかになる前に、医療専門家に早期発見するためのツールを提供することです。
健康な人はウェルネスマーカーが低く、不健康な人は高い値を示す傾向があります。マーカーが低いほど、体細胞はより健康で水分が多いことを示し、高いほど健康でないことを示します。
Bodystat 1500MDDは、Phase Angleの値も表示します。位相角は、細胞膜の機能と完全性、ひいては細胞全体の健康に関連する50 kHzでの測定値です。
位相角は、抵抗(液体)とリアクタンス(体細胞量)の2つの要素で構成されています。位相角が高いほど、細胞はより健康です。位相角は、電流を流したときの電圧降下を記録したものです。リアクタンス(電流に反応する細胞の能力)が大きいと電圧降下は大きくなり、これは細胞膜が健全に機能している場合にのみ発生します。
位相角は、栄養失調、癌、その他の重篤な疾患の予後指標として有用であることが分かっています。
Bodystat 1500MDDは、次のような測定が可能です。
脂肪体重
除脂肪体重
体内総水分量
細胞外水分 (ECW)
細胞内水分(ICW)
体格指数
体脂肪率(BFMI)
無脂肪体重指数(FFMI)
カロリー(BMRおよびEAR)
ウェルネスマーカー
ウエスト/ヒップ比
インピーダンス値(5kHz、50kHz
抵抗、リアクタンス、位相角 (50 kHz時
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