CRやDR、MRI、CT画像など混在環境での表示に最適な2メガピクセルのモノクロモニターです。DICOM Part 14に準拠した高性能キャリブレーションに対応し、高画質、多機能を兼ね備えたモデルです。
異なるエリアを各々に適切な輝度で表示
EIZO独自の技術Hybrid Gamma機能が、同一画面内の医用画像とツールパレットなど医用画像以外の表示エリアを自動判別し、各々に適切な輝度で再現します。医用画像以外の表示エリアが低輝度で表示されることにより、目の疲れが軽減されます。
表示する画像配列によっては判別の不整合が生じる場合があります。
使用するアプリケーションとの検証が必要です。
10bit多階調同時表示
10bit(1,024階調)多階調同時表示により、微妙な濃度差の識別が要求される医用画像の再現性が向上します。
10bit同時表示に対応したグラフィックスボードとアプリケーションが必要です。
画面全体の輝度が均一
EIZO独自の技術を活かしたDigital Uniformity Equalizer(DUE)機能は、液晶モニターの特性上これまで困難であった表示画面上の輝度均一性を向上させます。
常に安定した輝度
システム起動後、素早く輝度を安定させる機能と、周囲の温度や経時による輝度変化を自動補正する機能を搭載し、安定した輝度を保ちます。
快適な姿勢で操作
可動範囲の広い昇降、チルト、スウィーベルに対応しています。ユーザー1人1人に合った、作業しやすい最適な画面位置へ調整できます。
設置時の負荷軽減
(一社)日本画像医療システム工業会(JIRA)規格である「医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン JESRA X-0093」の受入試験を製造工程で実施し、「出荷試験報告書」として同梱することによりお客様のモニター品質管理作業の負担を軽減しています。
「医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドラインJESRA X-0093」についてはこちら
安全・安心
医療の現場で安心してご使用いただけるよう、各種医療規格や安全/EMC規格を取得し、安全性と信頼性を実現しています。
医用画像を忠実に再現
工場で1台ずつ表示の測定を行い、すべてのモニターの階調をDICOM Part 14に準拠するよう調整した上で出荷しています。モニターによって見え方が異なることなく、医用画像を忠実に再現できます。
自動で電源オフ
人感センサーがユーザーの離着席を検知して、自動的にモニター電源のオン/オフ操作を行います。モニター非使用時に無駄に消費されていた電力を徹底削減します。