概要開放式の小動物麻酔を行う実験室では、揮発性麻酔薬が継続的に排出され、作業環境やスタッフの安全に影響を与える可能性があります。SL-150は麻酔回路に接続してイソフルランやセボフルラン等の揮発性麻酔薬を活性炭吸着により処理し、周辺環境への拡散を低減します。
主要特徴- イソフルラン、セボフルランなどの揮発性麻酔薬を継続的に処理。
- 吸着介質は活性炭粉で、麻酔ガスの効率的な捕集を実現。
- 多重の安全設計:二重缶体構造により高い処理効率(記載条件下で98%以上)。
- 活性炭粉は交換可能で、日常の維持管理が容易で低コスト。
- カートリッジ交換時期を知らせるタイマー表示を搭載。
型番SL-150
用途- 二重廃気配管:手術や処置中にマスクから漏れたガスを回収。
- ステレオタクシー装置との連携:ステレオタクシー用麻酔マスクの排気ガス処理。
- 導入箱接続:導入箱から排出される麻酔ガスの処理。
二重麻酔回路の説明二重回路は内側レンューメンで麻酔薬を供給し、外側レンューメンで余剰の廃気を回収する設計です。二重マスクと併用することで、漏出麻酔ガスの95%以上を処理でき、ラット/マウス用二重マスク等に適合します。
活性炭カートリッジ(アクセサリ)· 型番例:20650
· 導入箱用に設計;活性炭約650 gを内蔵、カートリッジ自重約800 g;麻酔廃気の吸着能力は約150 g(使用環境により変動)。
対応機種・付属品例- 20610:二重配管/二重マスク用キット(ラット・マウス二重マスク対応)。
- 30152:小動物/大動物用麻酔マスクを備えた手術台(併用説明あり)。
作業および保守のヒント活性炭粉は交換可能で、装置はカートリッジ交換を促すタイマー表示を備えています。これにより、維持管理が計画的に行え、長期にわたり吸着性能を維持できます。
適用場面導入箱、手術台、ステレオタクシー操作など、開放式小動物麻酔を行う実験室環境での麻酔廃気の回収・処理に適しています。
参考文献(例)掲載の文献は、動物実験、麻酔実務、関連する毒性学/薬理学の文献例であり、詳細検討の参考になります。
仕様 / 技術仕様- 製品名:麻酔廃気処理器
- 型番(主製品):SL-150
- 対象ガス:イソフルラン、セボフルラン(揮発性麻酔薬)
- 吸着介質:活性炭粉
- 構造:二重缶体設計(多重安全)
- 処理効率:二重缶体設計で98%以上(記載条件);二重マスク併用で95%以上処理
- 保守:活性炭粉は交換可能;交換時期を知らせるタイマー表示あり
- 対応機種/付属品:20610(二重配管/マスク)、30152(マスク付き手術台)、20650(活性炭カートリッジ:約650 g活性炭、カートリッジ自重約800 g、吸着目安約150 g)