ラボの自動化
ライフサイエンスプロセスの自動化における新しいコンセプトは、ますます多くの研究室で現実のものとなりつつあります。ステーションや装置間でのサンプルや実験器具の運搬は、もはや手作業ではなく、ロボットがその作業を代行することが多くなっています。
従来の実験装置をこのようなコンセプトに統合するには、通常、ロボットとの円滑な相互作用を確保するために実験装置を適合させる必要があります。Herolab社は、RobotCenという特別な機器のラインで、長年にわたってこの課題に取り組んできました。
ロボットサプライヤーとの密接な協力関係により、ロボットと遠心分離機の同期化という次の大きなマイルストーンを達成することができ、システム全体のアプリケーションの範囲を大幅に広げることができました。
ロボットセン
RobotCenは、実験室用ロボットとの相互運用を目的として設計されており、汎用遠心分離機の利点と実験室の自動化に関する特定の要件を組み合わせています。成功の鍵となるのは、実験室のロボットと遠心分離機の間のシンクロナイズされたコラボレーションです。遠心分離機との通信はイーサネットポートを介して行われ、遠心分離機の制御ユニットがローターを事前に定義された位置に正確に誘導し、ロボットアームが自動的にローディングとアンローディングを行います。
このように、RobotCenのユニークな利点は、実験室でロボットと相互運用することにより、遠心分離機のアプリケーションの幅を大きく広げることができることです。
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