ピペットチップ GRIPTIPS®

ピペットチップが緩んだり、液漏れしたり、落下したりしたことはありませんか? これは汎用ピペットチップを使用する実験室の共通の問題です。アッセイ作業の準備中にチップが緩むと、アッセイ全体が台無しになることがあるため、確実なチップのフィッティングは、正確な分注を行うために、極めて重要です。 INTEGRAは、ピペットチップとチップフィッティングの接続部の設計を見直し、この問題を解決しました。 GRIPTIPS®ピペットチップは、チップフィッティングの複数の突起にぴったりとはまり込み、装着時に確実に固定されます。これにより、全部のチップが完全にフィットし、チップの緩みや液漏れ、落下を防止します。すべてのチップの先端が正確に同じ高さになるため、384チャンネルの分注システムにおいても、確実なチップタッチが可能になります。 INTEGRAのベンチトップ分注プラットフォームに適合したGRIPTIPS®は、通常の品質検査に加えて、自動機のための追加品質検査基準を満たし、自動分注や最大384チップのマルチチャンネル同時分注において、各ウェルに正確にアクセスすることを保証します。チップラックは384チップを装着するのに必要な強度を有するように補強されています。 仕組み VIAFLO 96、VIAFLO 384、およびASSIST PLUSのいずれにおいても、搭載されたチップが正確に整列し、信頼性の高いチップタッチと再現性の高いピペットが可能になります。チップ真直度検査プロセスの追加により、384ウェルプレートへの分注時も、すべてのチップが、均一にウェルにアクセスすることを可能としています。 漏れや落下のないGRIPTIPS®ピペットチップ アッセイ作業の準備中にチップが緩むと、アッセイ全体が台無しになることがあるため、確実なチップのフィッティングは、正確なピペット作業を行うために、極めて重要です。 INTEGRAは、ピペットチップとチップフィッティングの接続部の設計を見直し、この問題を解決しました。独自のGRIPTIPS®ピペットチップは、電動アシスト機構により、力を入れずに容易に着脱できます。すべてのベンチトップ分注機の装填手順において、ユーザーがGRIPTIPS®に触れない構造となっているため滅菌状態が保たれます。 1) 突起 2) Oリングシール 3) リム 4) ショルダー 細長いデザイン INTEGRAのGRIPTIPS® Longタイプは、細長いデザインが特徴で、チューブや深いウェルブロックなどのタイプの実験機器に簡単にアクセスできます。 また、細長いチップがピペット本体とPCRチューブの内壁との接触を防止するため、PCRの二次汚染が抑制されます。 ローリテンションGRIPTIPS®ピペットチップ 粘性サンプルや洗浄剤などの表面張力の低い液体は、標準的なピペットチップと相互作用し、ピペットチップ内壁に薄い液膜が形成される傾向があります。この影響は、ピペットの精度低下や不一致だけでなく、貴重な試薬の損失にもつながります。INTEGRAでは独自のポリプロピレン混合物を使用し、疎水性を強化したローリテンションGRIPTIPS®を作っています。ローリテンションGRIPTIPS®を使用すると、表面張力の低いサンプルの拡散やチップ内壁の「濡れ」を防ぎ、サンプルが玉状になるため液体を最大限回収することができます。