C632B 熱間粘着度試験機は、プラスチックフィルム、ラミネートフィルムおよびその他の包装材料の熱間粘着度やヒートシール性能を測定し、接着剤、粘着テープ、フィルム、紙などの柔軟材料に対する剥離試験および引張破断試験を行うために設計された装置です。
製品特性- 1台で複数の試験モードに対応:熱間粘着度、ヒートシール、剥離、引張の各試験。
- デジタルP.I.D.温度制御により設定温度へ高速かつ安定して到達。
- ロードセル容量は標準30 N(オプション50 N、100 N、200 N)、力分解能0.01 N、6段階の試験速度設定。
- GB/T 34445-2017 の試験速度要件に適合。
設計と自動サンプリング- 熱間粘着度試験用の自動サンプリング機能により操作を簡素化し、データの均一性を確保。
- オプションで空気圧式サンプルクランプを選択可能。
- 自動ゼロ、エラーアラート、過負荷保護、ストローク保護など安全機能を装備。
- 手動またはペダルで起動可能。やけど防止設計を採用。
- 主要部品は信頼性の高いメーカー製を採用。
操作とデータ処理- 機器本体または専用ソフトでの試験操作が可能。
- PCなしでの単体運転に対応し、機器上で試験データを確認可能。
- データの入出力ポートを備え、エクスポートや連携が可能。
準拠試験基準- GB/T 34445
- ASTM F1921
- ASTM F2029
- QB/T 2358
- YBB 00122003
適用分野- 基本用途
- 熱間粘着性評価 — 食品、医薬品、家庭用製品などの包装に用いられるPE、PP、PET等のプラスチックフィルムや複合フィルムの評価。
- ヒートシール評価 — プラスチックフィルム、シート、複合フィルム。
- 剥離強度評価 — 接着剤、粘着テープ。
- 引張強度評価 — 各種フィルム、シート、複合フィルムの引張試験。
- 応用例
- 医療用接着剤 — 絆創膏等の剥離・引張試験。
- 繊維・不織布・織物袋 — 剥離・引張試験。
- 粘着テープ — 低速での剥離/開封試験。
- 保護フィルム — 剥離・引張試験。
- 磁気カード — フィルムやカードの剥離試験。
- ボトルキャップ — アルミ・プラスチック複合キャップの開封力試験。
仕様(要約)- モデル:C632B
- ロードセル容量:標準 30 N(オプション 50 N、100 N、200 N)
- 力の精度:表示値 ±1%(ロードセル容量の10%〜100%);±0.1%FS(0%〜10%)
- 力の分解能:0.01 N
- 試験速度:150、200、300、500 mm/min(熱間粘着用 1500、2000 mm/min)
- 試料幅:15 mm、25 mm、25.4 mm
- ストローク:500 mm
- ヒートシール温度範囲:常温〜250°C
- 温度変動:±0.2°C、温度精度:±0.5°C(シングルポイント校正)
- 保持時間(ヒートシール・熱間粘着):0.1〜999.9 s
- シール圧力:0.05 MPa〜0.7 MPa
- シール領域:100 mm × 5 mm、シールジョー:二重(うち1つはシリコーンゴム)
- ガス供給:空気(供給は別途手配)。供給圧:0.7 MPa(101.5 psi)、ポートサイズ:Φ4 mm PUチューブ。
- 機器寸法:1120 mm(L)× 380 mm(W)× 330 mm(H)
- 電源:220 VAC ±10% 50 Hz / 120 VAC ±10% 60 Hz
- 質量:約45 kg
- 標準構成:本体、手動クランプ、ペダルスイッチ、サンプリングプレート、較正サポート、Φ4 mm PUチューブ(2 m)
- オプション:PC、専用ソフト、空気圧サンプルグリップ、エアコンプレッサー等