滴定装置によって制御される堅牢なリキッドハンドラーは、きわめて高い精度でサンプルの自動分注とピペッティングを行います。このため、非常に条件の厳しいオートメーションプロセスを高い信頼性で実装できます。
自動分注
最大4つの液体を50μL~15Lの高精度で分注できることが、このパワフルなリキッドハンドラーの強みです。これにより、24時間365日体制で単独サンプルや大規模なサンプルシリーズを自動調製できます。機械的に堅牢な設計と耐薬品性の材料により、寿命を通じて集中的に使用し続けても信頼性の高い結果が得られます。
自動ピペッティング
通常、イオン選択センサは、濃度の異なる一連の標準溶液を使用して校正します。標準原液を該当濃度に希釈する溶液の調製には、時間がかかり、エラーが発生しやすい手作業によるピペッティングタスクが含まれます。リキッドハンドラーを使用すると、このようなタスクの自動化が可能です。
堅牢な柔軟性
6ウェイバルブとビュレットの高い耐薬品性により、幅広い液体を問題なく吐出できます。1.5~150mL/minの広範囲の調整可能な添加速度によって液体の粘度と密度に対応し、高い分注効率が得られます。
シンプルなプログラミング
リキッドハンドラーの制御に必要なメソッド関数は、タッチスクリーンで、またはLabX®滴定ソフトウェアを使用して、T70またはT90 Excellence滴定装置のメソッドシーケンスに容易に組み込むことができます。