Rapid On-Site Evaluation (ROSE)という用語は、細胞病理検査室が患者とその主治医のために提供するサービスを指す。その利点は、細針吸引(FNA)生検の適切性の保証、検体のトリアージ、手技時間の短縮、リアルタイムでの生検の指示、そしてポイント・オブ・ケアで実施する臨床医による患者の手技管理の全体的な支援などである。
FNA生検のためのROSEサービスは、患者が様々な程度の鎮静を受けている間、また内視鏡や太い針を腔内や腹部に留置している間に行われる一刻を争う処置である。そのため、最高品質の画像をできるだけ早く収集し、提供することが重要である。
標準化されたFNAワークステーションは、現場で起こりうるあらゆる問題を解決するために装備されている。
課題は、これまで、現場でROSEを実施できる移動式の専用ユニット/システムがなかったことである。呼び出しの際、細胞診担当者は必要とされるアイテムを組み立て、移動カートで現場まで運ばなければならない。
Mousa A. Al-Abbadi教授の独創的なアイデアから開発されたRoseSTATIONは、この重要な診断作業を達成するために必要なすべてのツールを含む標準化された作業プラットフォームで、迅速に現場に到着するためのMilestoneのソリューションである。
---