FIAサンプラーにはペリスタルティックポンプが搭載されており、サンプルをFIA Nexus分析装置へ自動供給するために使用されます。また、ミキシングポジションを備えており、ドージングデバイスと組み合わせることで、サンプルの自動希釈が可能です。
FIAサンプラーには、異なるサンプルトレイを持つ2つのモデル(PS 61FとPS 62F)があります。
オートサンプラーPS 61Fは、より少ないサンプル数に適しています。この装置には攪拌機能が追加されており、サンプリング直前やサンプリング中にサンプルトレイの中央と外側のトラックでサンプルを均質化することができます。
以下のトレイタイプが利用可能です:
6mlバイアル用89ポジション
53 ポジション(16ml バイアル用
30mlバイアル用36枚
オートサンプラーPS 62Fは、大量のサンプルに適しています。オートサンプラーPS 61Fとは対照的に、この装置には攪拌機能がありません。
次のような機能を備えています:
12mlバイアル用117ポジション
15mlバイアル用108ポジション
30mlバイアル用58ポジション
46ポジション(50mlバイアル用
また、FIAサンプラーは、ドージングユニットと組み合わせることで、スタンドアローンの自動サンプル前処理システム(SamplePrep)としても使用できます。
---