概要HLT-2100は、獣医向けミニマルインベイシブ手術用に開発された携帯型2.1 μmのホルミウムレーザー治療装置です。結石破砕(リトトリプシー)機能と軟組織の精密切開を統合し、泌尿器、口腔および軟組織手術に対応します。
ホルミウムレーザーの原理ホルミウムレーザーは2.1 μmで発振し、水に対する吸収が高い波長です。組織や結石中の水分に吸収されると急速な蒸発と微小爆発が生じ、結石の破砕(リトトリプシー)や浅い深度での精密切開が可能になります。側方への熱拡散は限定的です。
主な利点- 犬・猫の尿路結石処置に有効な結石破砕
- 敏感な部位に適した浅い浸透深度による精密切開
- 隣接組織への熱損傷を最小限に抑制
- 診療所での導入が容易な220Vプラグ&プレイの携帯設計
適用シナリオ- 口腔外科:過長歯、口腔腫瘍、粘膜病変の処置
- 泌尿器科:膀胱結石や尿道結石の破砕および除去
- 軟部組織手術:腫瘍切除、ポリープ除去、乳腺手術
- 選択的整形外科処置:椎間板減圧などの関連手技
比較上の優位性- 従来法に比べて手術侵襲が小さい
- 術後回復が比較的早い可能性
- 術後合併症の発生率が低い傾向
- 結石破砕と軟組織の精密処置の両方に対応する汎用性
技術仕様- 波長:2.1 μm(ホルミウム)
- 動作原理:組織/結石中の水がレーザーエネルギーを吸収し、蒸発と微小爆発を引き起こすことで(リトトリプシー)および精密切開を実現
- 臨床適応:リトトリプシー(尿路結石)、軟組織の精密切開、腫瘍・ポリープ除去、選択的整形外科手技(例:椎間板減圧)
- 組織作用:精密な標的化を可能にする浅い浸透深度で熱損傷を最小化
- 設計:携帯型ユニット、220Vプラグ&プレイ
- 対象患者:伴侶動物(犬・猫)