クライオミルは凍結粉砕用に設計されたボールミルです。液体窒素容器と一体化したクーリングシステムで予備凍結から凍結粉砕まで液体窒素で冷却します。 凍結粉砕により試料は脆化され、揮発性の試料もロスを軽減できます。自動クーリングシステムで、常に-196℃を維持するように調整するように、液体窒素がシステムに必要量だけ自動供給されます。
強力な衝撃力で効率的な粉砕ができます。自動クーリングシステムがついているため、予備凍結および粉砕行程で、作業者が液体窒素に直接触れることがないため、安全です。凍結粉砕だけでなく、常温での乾式粉砕、湿式粉砕も可能です。最大20mlの試料を粉砕する理想的な粉砕機です。
様々な用途に使用でき、安全
衝撃力と摩擦力による強力粉砕、最大振とう数30Hz
3種の粉砕方式に対応(凍結粉砕と常温による乾式、湿式粉砕)
密閉された自加圧型の液体窒素容器から液体窒素を直接供給するので安全
ネジ式の粉砕ジャーで試料のもれを防ぎ快適な粉砕
ジャーとボールの大きさと材質は豊富。マイクロ遠心管用アダプタと自加圧型液体窒素容器をラインアップした充実のアクセサリー
液体窒素の消費量を極力抑えました。
9件までの粉砕条件を登録可能
作業者の安全&再現性の高い結果
クライオミルは液体窒素を扱うため、作業者の安全を第一に設計されたモデルです。自動クーリングシステムで、常に-196℃を維持するように調整するように液体窒素がシステムに必要量だけ自動供給されるため、作業者が直接液体窒素を扱うことがありません。自動冷却システムも試料が完全に冷却が行わなければ粉砕を開始しないため、効率よく冷却が行われ液体窒素消費量が削減されるとともに、再現性の高い粉砕結果を得ることが出来ます。
クライオミルは操作が非常に簡単です。振とう数、予冷・粉砕時間などはキーパッドでデジタル設定ができ、ディスプレイで粉砕状況が確認できます。
通常凍結粉砕は数分で行うことが出来るので、粉砕中の過熱を気にする必要はありませんが、より長い時間の粉砕が必要な場合は、中間冷却の時間とサイクル数を設定することもできます。
冷却を行わずに常温での粉砕も可能なため、様々な試料に幅広く対応しています。