個人線量計 DKG-05D (ガンマ線)
放射線モニタリング用の直読式電子ガンマ線量計です。過酷な環境用に設計されたこの線量計は、単独で使用することも、個人用線量計の自動制御システムの一部として使用することも可能です。
動作説明
多くの放射線作業者がいる施設において、個人被ばく線量測定自動化システム(ASPD)の中で線量計DKG-05Dを日常的に使用することは、可能な限り自動化されています。作業者は管理区域の入口で充電ユニットから線量計を取り出し、読み取り装置のスロットへ挿入し、個人ID(時計番号)をダイヤルするだけでよいのです。読み取り機は作業者のIDと線量計の番号をコンピューターに報告します。ASPDソフトウェアは、作業者のアクセスコードを確認し、作業者に線量計を割り当て、線量計の線量アラーム閾値を作業者の許容線量限度に従って設定します。作業者が管理区域から出るときは、線量計を再びリーダーに挿入する必要があります。作業者が受けた線量はコンピュータに転送されます。受け取った線量がこの作業者の線量限度より高い場合、リーダーは全線量履歴(時間の経過に伴う線量の蓄積)を転送します。
放射線業務従事者の数が少ない施設では、この手順は放射線管理者/技術者が行うことになっています。
目的
個人線量当量Hp(10)(PDE)の測定。
個人線量当量率Hp(10)(PDER)の測定。
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