Zeno trapとEADフラグメンテーションテクノロジーの組み合わせにより、よりよい情報に基づいた意思判断を迅速に下すことができます。
1回の測定で最大20倍ものイオンを検出。調整可能なフラグメンテーションテクノロジーにより、あらゆる化合物について新しい視点での解析を可能にします。
ZenoTOFの技術革新が今ここに…
Zeno trapとEAD:比類のないMS/MS感度と革新的技術であるフラグメンテーションテクノロジーとの強力な組み合わせを実現しました。これにより、以下に必要なMS/MSスペクトルの取得が行えます。
翻訳後修飾など高分子の特性解析
低分子および脂質の位置異性体の解明
比類なきスピードと感度でのProteinIDと定量
EAD
Electron activated dissociation (EAD)
フラグメンテーションテクノロジーの技術革新
EADにより電子の運動エネルギーを調節可能となり、低分子から高分子まで広範な化合物に対して適用可能。あらゆる種類の分子への実用性が広がります。
生体分子解析
タンパク質ベースの製剤には、さまざまな種類の各種構造があり、その修飾は複雑で不均一なマトリクス中に存在します。
生体分子の構造を決定するためにCIDが広く用いられてきましたが、完全な特性解析を行うには、消化などサンプル処理を追加しないと困難な場合もあります。
エネルギーの低いEADフラグメンテーションにより、トップダウンアプローチによるインタクトレベルの特性評価が可能となり、構造上重要な特性を迅速に特定・確認することができます。
テクニカルノート:定量・定性能力を兼ね備えたZenoTOF
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翻訳後修飾
EADを高い運動エネルギーに合わせて調整することで、ホスホペプチドや糖ペプチドなどの翻訳後修飾されたペプチドをフラグメント化でき、加えて翻訳後修飾の同定と局在位置のいずれにも重要なMS/MS情報が保持されます。他の電子を用いたフラグメンテーションテクノロジーと違い、スキャンスピードは高速のまま、再現性の高い一貫性のある分析が可能です。
EADセルによって、生体分子の特性解析に新たな考察を得られます。EAD、すなわち大きな多価イオンのフラグメンテーションによって、示差的なCおよびZ系列イオンが生成され、重要な洞察が得られます。
テクニカルノート:タンパク質製剤の包括的糖ペプチド分析のためのElectron Activated Dissociation(EAD)による新規アプローチ
テクニカルノート:特に不安定な翻訳後修飾を維持するために調整可能なElectron Activated
低分子
低分子のCIDフラグメンテーションによって得られるMS/MS情報には限界があり、また、非特異的である場合もあることから、定量的アッセイの開発において同定に課題を残したり、特異性に欠けたりしました。
エネルギーの高いEADフラグメンテーションにより、内因性代謝物や薬物代謝物などの低分子について特異度の高いMS/MS情報
Zeno trap
高分解能質量分析における感度向上
Zeno trap技術により、TOFアクセラレーター上に高m/z~低m/zのイオンが集められ、パルス化されることにより、検出できるイオン量が最大20倍になります
その結果、これまで検出できなかった濃度の低い化合物までMS/MSスペクトルを取得可能。定量感度だけでなく、定性感度も新たなレベルに導きます。
Zeno DDA (CID/EAD)
EADテクノロジーによって電子エネルギーの微調整が可能となり、高分子、ペプチド、脂質および低分子に適用可能な複数のフラグメンテーションメカニズムが入手できます。
Zeno MS/MSにより同定できるタンパク質が40%増加
1回の測定で脂質の特性解析
分析対象が包括的であり、1回の測定で糖鎖の位置確認可能