島津微小圧縮試験機MCTシリーズは、微小部品や粉体加工で発生する微小粒子、新素材に使用される微細繊維の強度を評価します。
試験対象材料の種類
セラミック粒子
金属微粉末
樹脂微粒子
顔料
食品原料粉末
医薬品(マイクロカプセル)
微細繊維
特徴
試験モード
圧縮試験:試料が破裂するか、あらかじめ設定した荷重に達するまで力を増加。
荷重-無負荷試験:あらかじめ設定した最大荷重点まで力を増加させ、その後、あらかじめ設定した最小荷重点まで力を減少させる。最大荷重点と最小荷重点の間の変位差を測定することにより、試料の回復率パーセントを算出することができる。
繰り返し試験:試験力を最大250回まで繰り返し増減させ、試料の疲労特性を評価する。
シンプルさを追求した設計
マイクロメータ(光学ヘッド)
マイクロメーター光学視準ヘッドは、0.1µm刻みで200µmまで測定可能な2つの指標で挟まれた試料の大きさを測定します(x5O対物レンズ使用時)。
対物レンズ
標準のx50レンズとオプションのx100レンズは、マイクロメータ光学ヘッドと組み合わせて長さ測定に使用します。
スライドステージ
マイクロメータ光学ヘッドで試験点を選択し、その点を圧子の真下に移動させます。クリックストップ機構により、試料の正確な位置決めが可能です。位置決め精度は±5μm以内(慎重な取り扱いにより±0.2μmも可能)。
垂直ステージシフトハンドル
ハンドル1本でステージをスムーズにシフトします。
---