iMScope™ QTによる次世代質量分析イメージング
iMScope QTは、iMScopeシリーズの光学顕微鏡付き質量分析計のコンセプトを継承した、島津製作所のLCMS-Q-TOF付きMSイメージングのフラッグシップモデルです。
iMScope QTは、形態学との融合だけでなく、優れたスピード、感度、空間分解能を誇り、次世代質量分析イメージングへの道を切り開きます。
MSイメージング解析のためのトータルシステム
質量分析イメージングは、前処理、データ取得、データ解析の3つのステップで行われます。
各ステップにおいて、最適なアプローチが研究を加速し、同時に結果の信頼性を向上させます。
特徴
複合分析
光学顕微鏡の観察画像とMS画像の融合(島津独自技術)
観察画像に対して、画像全体または詳細な部分のMS画像を柔軟に取得し、合わせることができます。
空間分解能5μmの小脳の測定結果
サンプル :マウス脳全体
マトリックス :9-AA
測定領域 :662×595(393890pix)
測定時間:約2.2時間
ネガティブモードにおける全脳切片の測定結果
サンプル:マウス全脳
マトリックス :9-AA
測定領域:1126×624(702624pix)
測定時間:約6時間
定量・分布
LC-MSによる定性・定量情報と質量分析イメージング(MSI)による位置情報を1台の装置で得ることができます。
MSI分析に加えてLC-MS分析も行える複合システムにより、分布情報と定量分析の両方を得ることができます。
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