特にラボラトリーオートメーションシステム(トータルラボオートメーション)に組み込むために設計されています。この冷蔵遠心分離機は、ロボットのローディングとアンローディング、および統合されたシリアルインターフェースによる制御ができるように設計されています。臨床体外診断(IVD)用の非常に大量の検体チューブ、マイクロタイタープレート、カスタムチューブやフラスコでの使用に最適です。コンパクトな構造でワークフローへの組み込みが容易であり、ラボの効率化に大きく貢献します。
ロボット遠心分離機「シグマ4-5KRL」の魅力
特許取得のバケット昇降装置は、そのユニークな特徴の一つです。この革新的なバケットレベリング機能により、遠心分離の実行ごとにバケットがロード/アンロード位置で水平方向および垂直方向に再現可能な位置に戻ることを保証します。この技術革新により、プロセスの信頼性が飛躍的に向上しました。
シグマ4-5KRLの特徴は、プロセスのダウンタイムが非常に少ないことです。例えば、蓋の開閉は2秒以下、ローターの割出し時間はわずか8秒です。バケットを正確に位置決めする革新的なバケットレベリング機能と組み合わせることで、遠心分離機の迅速なロードとアンロードを可能にし、スループットを向上させることができるのです。
遠心分離機の蓋が低いため、Sigma 4-5KRLを作業台の真下に設置することができ、ロボットのZ軸長を最小にすることができます。
Sigma 4-5KRLの強力な駆動力により、制動時間は23秒、加速時間は24秒と短くなっています。スムーズな動作により、再現性の高い遠心分離結果を得ることができます。
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