3 軸マイクロマニピュレーター XenoWorks™

XenoWorks™ Micromanipulatorは、大成功を収めたMP-285電気生理学マイクロマニピュレーターをベースに、滑らかな動きと調整可能な倒立式ジョイスティックを追加して設計されています。電気生理学の設計に基づいた3軸のメカニックなので、XenoWorks Micromanipulatorは非常に安定しており、周囲の振動に耐性があります。この安定性により、特にPrimeTech PMM6、PMM4G、PMM150FUピエゾインパクトドライブシステムと組み合わせて使用する場合、マニピュレーターは細胞質内精子注入（ICSI）の理想的なプラットフォームとなります。また、CRISPR、核移植、生検など、卵、細胞、組織へのマイクロインジェクション、吸引、移植が必要な動物・細胞研究にも最適です。 再設計されたXenoWorksジョイスティックは、操作中のユーザーの快適性をかつてないレベルで実現します。コントローラー回路はジョイスティックに完全に統合され、ファンレスで完全な静音性を実現しています。倒立式で高さと張力を調節できるジョイスティックを機能的な形状のベースと組み合わせて使用することで、オペレーターはベンチ表面に手や前腕を置くことができ、使いやすさと人間工学の向上を実現しています。また、ファンクションキーやデクラッチバンドは、タッチ操作で位置を確認できるため、顕微鏡から目を離す必要がありません。さらに、ユーザー定義のホームポジション、ユーザー定義の2つのワークポジション、マニピュレーターを3軸すべてでセンタリングするセットアップ機能など、時間短縮につながる機能が満載です。 新たに搭載されたダイアゴナルモードは、ピペットの軸方向への動きを可能にしました。対角モードと新パルスモーションを組み合わせることで、弾力性のある膜やクチクラ、絨毛を持つ試料への浸透が容易になります。