MSC-2Pはコンパクトなデジタル遠心分離機で、液滴を回収し、試薬を混合した後、再度液滴を回収することで、その後のPCRの収率を向上させることを目的としています。スピンミックス機能の組み合わせにより、迅速な操作、十分な混合、再現性の高い結果が得られます。遠心ローターは、スカートなしまたは半スカートの PCR プレート 2 枚を同時にセットすることができ、時間を大幅に短縮することができます。
MSC-2Pは4つの独立したモードでの運転が可能です:
遠心-最大3500 RPM
ボルテックス - 最大5分間
遠心/ボルテックス - 2つの動作の組み合わせ
スピン-ミックス-スピンアルゴリズム - 最大10サイクル
スピン-ミックス-スピンアルゴリズム(SMS-アルゴリズム)は、PCRプレートチューブの底に微量の試薬を回収(またはリセット)し(最初の遠心またはスピン)、その後ボルテックス(ミックス)し、壁やカバーから試薬を再回収(スピンの繰り返し)するように設計されています。この繰り返し操作のアルゴリズムは、サンプル調製のエラーを減らすことを目的としており、我々はSMSアルゴリズムと呼んでいる。
適合プレート
セミスカート96ウェルプレート:
8-8.5mmまで - 装置付属のMSC-2P-1またはMSC-2P-2アダプターセットを使用、
高さ9-10mmまで
ノンスカート96ウェルプレート:
1.2mm厚-MSC-2P-1アダプターセットを使用、
2mm厚-MSC-2P-2アダプターセットを使用。
384ウェルプレート:高さ10mmまで。
仕様
最大RCF - 610 x g
設定分解能 - 100 rpm
表示 - LCD、2 x 16 サイン
遠心分離モード時間範囲 - 0~10分(1秒単位、1分後~1分後)
ボルテックスモード時間範囲-0~5分(1秒単位、1分後~1分後)
全体寸法(W×D×H)- 165 × 220 × 230 mm
重量 - 2.7 kg
入力電流/消費電力 - 12 V、2 A/24 W
外部電源 - 入力 AC 100-240 V; 50/60 Hz; 出力 DC 12 V
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