ブレインラボのニューロナビゲーションに超音波診断装置を組み合わせることで、患者のデータを術中にリアルタイムで更新することができます。
術中に超音波画像を撮影
脳神経外科手術において、患者データは刻々と変わるものです。術前に得たデータセットはさまざまな要素が関係して、手術が始まって数分もすると内容が古くなり、使えなくなることがあります。そのため脳神経外科手術では、データをリアルタイムで更新することが重要になります。術前に撮影するのはCT画像あるいはMR画像が大半を占めますが、こういったデータセットも術中エコーを利用すれば最新の状態にアップデートすることが可能です。術中エコーのインテグレーションにより、脳のライブ画像を術前に得た画像データセットに直接重ね合わせられます。
高度な切除コントロールとブレインシフトの補正をライブで行うことで手術精度を向上
術中エコーのインテグレーションにより既存の超音波診断装置との併用が可能
画像を見やすくするためにニューロナビゲーションではプローブの位置合わせが可能
術中に撮影する超音波画像と術前に用意したCT画像やMR画像を合成表示