本品は、プラグを血管壁外側に留置し、血液の流出経路を塞ぐこ
とで止血を行う。留置されたプラグは、体内で分解、吸収、及び 代謝される。本品を動物モデルに留置した試験によると、留置後
90 日以内に吸収されることが確認されている。
【使用目的又は効果】
経皮的カテーテル処置後の大腿動脈穿刺部位の止血
【使用方法等】
下記の説明は使用方法を示しているが、正式な製品トレーニングは必須である。下記に示されている技術及び方法は、個別の患者を取
り扱う上での術者の経験や判断に代わるものではない。本品を留置 させる際には手技中の医師の判断により適切な操作方法を行うこ
と。
1. 操作方法
(1) カテーテル術完了後、全てのカテーテル、ガイドワイヤー等 のデバイスをシースイントロデューサーから抜去する。X 線 透視下において、シースイントロデューサーの挿入角度(30
~45°)、本品による大腿動脈止血が適切であるか確認する。 (2) 穿刺部に挿入されているシースイントロデューサーの表示サ イズと、一致するサイズの本品を選択する。本品を無菌的に
包装から取り出す。本品に損傷がないこと及び本品の構成部 品に脱落等がないことを確認する。右手で本品を持ち、左手
を患者のシースイントロデューサーが挿入されている穿刺部 に添える。左手の親指と人差し指を使い、シースイントロ
デューサーのハブを保持し続けている状態で、右手で本品を 支え導入させ、本品のデリバリーシャフト遠位端をシースイ
ントロデューサーに挿入する