概要OPTIMA IPLは、薬剤や点眼薬を用いないインテンスパルスライト(IPL)システムで、眼周囲の炎症(眼科的ロザリア、毛細血管拡張症など)を対象に開発されました。これらはドライアイやマイボーム腺機能不全(MGD)に寄与することがあり、OPTIMA IPLは炎症の主要因に働きかけ、外用薬への依存を軽減し炎症サイクルの持続的制御を目指します。
主な利点- 炎症性メディエーターのレベルを低下させ、炎症の解消を促進します。
- 炎症を持続させる毛細血管拡張(毛細血管)を選択的に処置します。
- 感染や炎症に関連するデモデックス(ダニ)個体群を減少させます。
- 薬剤・点眼薬を使用しない、眼周囲用途に特化した設計です。
技術および安全機能- OPT技術はエネルギーのスパイクがなく、選択したエネルギーがそのまま供給され、安定した出力を実現します。
- 各パルスにわたる一貫したパルスエネルギーにより、有効性と再現性を高めます。
- SapphireCoolチラーチップおよび特許取得済みの水冷チップによる連続接触冷却で患者の快適性を確保し、高エネルギーの安全な照射を可能にします。
- まぶた領域へのアクセスと広範囲カバレッジを可能にする小/大サイズのライトガイドを装備しています。
Antares診断統合OPTIMA IPLはCornealおよびドライアイ評価のためのAntares診断装置と併用されます。AntaresはDry Eye report、Meibography、Tear Breakup Time、Tear Meniscus測定およびトポグラフィ機能を含む自動レポートを提供し、診断と治療計画を支援します。
臨床ノートOPTIMA IPLは、眼周囲の炎症が存在する場合のMGDおよびドライアイの基礎となる炎症ドライバーに対処することを目的としています。ドライアイ診療の臨床ワークフローに組み込める非薬理学的な補助療法として利用可能です。IPL療法とドライアイ関連疾患に関する作用機序および臨床結果は文献で報告されています。
リスクおよび注意事項(非網羅的)治療は、治療部位の活動性皮膚感染、異形成母斑、タトゥー、重大な同時性皮膚炎(ロザリアやにきびを除く)、近傍の活動性ヘルペス、開放創や擦過傷、治療部位の直近の過度な日光曝露がある患者には禁忌です。免疫抑制、凝固障害、光過敏症、特定のホルモン障害、治療部位近傍での単純ヘルペス既往がある患者は注意が必要です。治療中は適切なアイシールドで眼を遮蔽する必要があります。
適応- 眼周囲の炎症性疾患(例:眼科的ロザリア、毛細血管拡張症)
- 診断ワークフロー(Antares)と組み合わせたドライアイ管理の補助
- 炎症、異常血管およびデモデックス関連病変の軽減
技術仕様- 専門フィルター波長:515 nm、560 nm、590 nm、615 nm、640 nm、695 nm、755 nm
- ライトガイド(サイズ):15 x 35 mm、8 x 15 mm
- フルエンス:最大35 J/cm²(製品仕様);一部資料では特定条件下で最大20 J/cm²と記載あり
- 冷却:連続接触冷却;SapphireCoolチップ(特許取得済みの水冷チップ)により安全で快適な治療とまぶた領域へのアクセスを実現
- 設計:眼周囲適応症および追加の皮膚適応のための専用プリセット;アクセスとカバレッジのための小/大ライトガイド
- 診断統合:AntaresはDry Eye report、Meibography、Tear Breakup Time、Tear Meniscusおよびトポグラフィを提供
- 規制/提供状況:米国では未販売;製品資料によればEU(CE)、中国、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、ブラジル、香港、ポーランドで利用可能