UP-991ADは、移動式Cアーム、超音波、心臓カテーテル検査室などのアナログおよびデジタルの放射線画像システム、およびその他の互換性のある医療画像システムで使用するために設計された、コンパクトなモノクロプリンターです。
従来機(UP-990AD)よりも小型で、画像診断システムで撮影した静止画を高品質なハードコピーとして提供し、患者の記録や紹介用のリファレンスプリントとして使用することができます。(なお、UP-991ADで出力した画像は、診断には使用できません。)
UP-991ADは、接続したUSBメモリーに画像を保存したり、紙媒体だけでなく透明なブルーフィルム媒体にもプリントできるなど、UP-971ADよりもさらに柔軟なワークフローを実現しています。
UP-971ADと同様のマルチピクチャーモードやパノラマプリント機能に加え、メディアの自動判別やメディアカッターを搭載し、利便性を向上させています。
また、オプションのワイヤレスプリントシステムUPA-WU10*を使用すれば、5VのUSB出力ポート**を備えたソニーのデジタルプリンターと、モバイルCアームなどの病院内のイメージング機器をケーブルレスで接続することができます。
UP-991ADは、デジタルとアナログの両方の信号を受信することができるので、どちらのタイプのCアームシステムにも対応することができます。また、Cアームからのアナログ信号と超音波システムからのデジタル信号のように、2つの異なる統合システムからの信号を受信することもできます。
UP-991ADは、従来機に比べて奥行きが40mm小さい、約316(W)×132.5(H)×265(D)mmのコンパクトなデザインとなっています。
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