概要DR 600 は天井吊り下げ型の直接撮影(DR)システムで、自動位置決め、検出器共有、柔軟な検査ワークフローを必要とするデジタルX線室向けに設計されています。MUSICA™ 画像処理、SmartXR™ AI アシスト、エルゴノミクスを組み合わせ、線量管理に配慮した撮像を支援します。
主な利点- MUSICA™ による画像処理で安定した画像表現とワークフロー統合を実現。
- 単一検出器または複数検出器の構成に対応し、スループットやリソース共有に柔軟に対応。
- 自動位置決め、オートトラッキングなどの自動化機能により検査手順を効率化。
- ZeroForce™ 技術と SmartGrip™ により低負荷で直感的なチューブ操作が可能。
- EasyStitch™ による全長(脚/脊椎)撮影対応(立位・仰臥位)。
- LiveVision™ による線量フリーの遠隔位置合わせで準備精度を向上。
機能とワークフロー改善- SmartXR™ Assistant モジュール(SmartAlign™, SmartPositioning™, SmartDose™, SmartRotate™)が予測的ガイダンスを提供し、位置決めの標準化を支援。
- 検出器共有ワークフローにより複数室での運用柔軟性を実現。
- 追加オプションとしてデジタルトモシンセシスをサポートし、診断情報を拡張。
- 高さ調整式テーブル、回転式バッキー、垂直・角度トラッキングにより多様な検査に対応。
デジタルトモシンセシスデジタルトモシンセシスはオプションとして利用可能で、標準X線で見えにくい解剖学的詳細を明示し、患者を撮影エリアから移動することなく実施できます。
検出器と線量に関する考慮点Dura‑line™ CsI 検出器は検出器共有、長いバッテリ稼働時間、取り扱いのしやすさを提供します。MUSICA™ と組み合わせることで、一部の CR システムと比較して患者線量の低減が期待されます。
自動化と使いやすさフルオートメーション、ZeroForce™ の動作制御、SmartGrip™ センサーにより物理的負荷を低減し、迅速かつ再現性のある位置決めを支援します。LiveVision™ により被ばくなしで精密なアライメントが可能です。
臨床的・運用的価値MUSICA™、SmartXR™、自動化の組み合わせによりばらつきを抑え、線量最適化を支援し、スループットを向上させることで再撮影を削減し、資源配分の効率化に寄与します。
技術仕様- モデル名:DR 600
- システム種別:天井吊り下げ型直接撮影(DR)ルームソリューション
- 製造元 / ブランド:Agfa Radiology Solutions
- 画像処理:MUSICA™
- AI ワークフロー:SmartXR™(SmartXR™ Assistant を含む)
- SmartXR™ Assistant モジュール:SmartAlign™, SmartPositioning™, SmartDose™, SmartRotate™
- 動作技術:ZeroForce™
- ハンドルセンサー:SmartGrip™(静電容量式タッチ)
- リモート位置合わせ:LiveVision™
- スティッチング:EasyStitch™(脚全長 / 脊椎全長、立位・仰臥位)
- 検出器オプション:Dura‑line™ CsI 検出器(検出器共有に対応)
- 検出器バッテリ稼働時間(Dura‑line):約15時間(典型値)
- CsI + MUSICA™ による特定の CR システムとの比較での線量低減の可能性:文献・試験での報告あり
- ルーム構成:単一または複数検出器対応
- 昇降式テーブル(最大耐荷重表示:400 kg)
- 適用分野:一般撮影、トモシンセシス対応検査、長軸スティッチング