トモシンセシスは、コーンビームCT再構成とデジタル画像処理を組み合わせた新しいデジタル画像技術である。1回の断層撮影で得られたボリュームデータから、あらゆる断面の画像を簡単に得ることができる。
- 体位を自由に選べるフレキシブルな検査
立位や仰臥位での撮影が可能。そのため、CTでは困難な肘や膝を曲げた状態での撮影が可能です。
- 斜め断面の表示
トモシンセシスの断面を水平から少し傾けることで、脊椎や股関節など天板と平行でない部位の視認性が向上します。
T-スマート
「T-smart」(Tomosynthesis-Shimadzu Metal Artifact Reduction Technology)は、反復再構成法により金属アーチファクトを低減するトモシンセシス技術をさらに進化させた最新・最高グレードのトモシンセシス技術です。T-smartは、骨とインプラントの癒着度合いを確認するのに有効であるため、特に金属インプラントを用いた人工関節置換術を多く手掛ける整形外科の一流のお客様に重宝されています。
Speed Stitch (長視野画像の自動ステッチ)
X線管がスイングし、FPDが自動で動いて画像データを取り込みます。撮影された画像データは、DRシステム内で自動的につなぎ合わせられます。
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