TR71Aは、2つのセンサー接続が可能な温度ロガーで、-60~155℃の測定が可能です。オプションのセンサーが豊富なため、測定の柔軟性が向上します。
LCD画面には、2チャンネルの現在値、チャンネル1の最高値と最低値、またはチャンネル2の最高値と最低値のいずれかを同時に表示できます。LCDのALMアイコンはアラーム発生を知らせます。
無線LAN機能を使ってデータをクラウドに自動アップロードし、いつでもどこでもアクセスしたり、警告通知を受け取ったりできます。Bluetooth通信により、スマートフォンやタブレットからデータの閲覧、レポート作成、設定が可能。USBケーブルでPCに接続すれば、記録データのダウンロード、レポート作成、設定変更が可能。
TR71Aで使用するソフトウェア・アプリケーションには「ワクチンモード」があり、VFCのCDC要件を満たすか上回っており、ワクチン温度のモニタリングや記録に便利です。TR71Aは研究室や病院だけでなく、家庭やオフィス、その他の産業でも役立ちます。
TR71A 測定モードによる動作の違い
最大/最小値 - 記録開始またはリセット(ボタンまたはソフトウェア/アプリによる)以降の最大/最小温度読み取り値
警告判定時間 - 30秒~60分(9種類から選択可能)
設定した判定時間以上、測定値が設定したしきい値を超えたり、センサーエラーが発生した場合に警告を発します。
ワーニング表示[ALM]アイコン - 設定した上下限値を超えたワーニング、センサエラーによるワーニングは、いずれもワーニング状態が解除されると消えます。
ワクチンモード
記録開始またはリセット(ボタンまたはソフトウェア/アプリ経由)以来の最大/最小記録値
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