温度範囲:10℃(室温)~1025℃(最大1100℃)
ポリマー、ライフサイエンス、無機材料の測定に最適です。
堅牢な水冷式セラミック炉
迅速な昇温・冷却を実現します。
トップローディング式マイクロバランス
20 ngの高分解能により、長期にわたり高品質な測定が可能です。
革新的なリング型サンプルホルダー
標準的な参照容器が不要となり、迅速なセットアップと操作ミスの低減を実現します。
高い気密性(真空対応設計)
安定した雰囲気制御が可能です。
ガス分析装置との接続が可能
発生ガスの組成をリアルタイムで同定できます。
磁気式除振装置
オプションの磁気浮上装置により、装置を作業台から浮かせて設置することが可能です。これにより、振動や接触などの外部影響を排除し、信頼性の高い測定結果を得るために必要な測定回数を低減します。
測定原理
熱重量分析(TGA)/示差走査熱量測定(DSC)
同時熱分析(STA)とは?
同時熱分析(STA)は、材料の熱安定性や組成を評価するための分析手法です。
この手法は、熱重量分析(TGA)と示差走査熱量測定(DSC)の2つの測定技術を組み合わせたものです。
TGAでは、試料を加熱または冷却した際の質量変化を測定し、分解温度、含水率、熱安定性などの情報を得ることができます。
一方、DSCでは、試料の温度を上昇させるために必要な熱量を測定し、相転移、比熱、反応エンタルピーなどの特性を評価します。
STAでは、これら2つの測定を同時に行い、試料の質量変化と熱流(吸熱・発熱)を同時に記録します。少量の試料を専用の容器にセットし、加熱または冷却することで、質量変化とともに試料が吸収または放出する熱量を測定します。
この手法は、材料の熱特性と組成に関する詳細な情報を一度の測定で取得できるため、時間および試料の節約につながる点で大きな利点があります。