この3Dプリントモデルは、肩甲骨から手にかけての左上肢の詳細な解剖学的構造を示しています。 筋肉、血管、神経を露出させるため、皮膚や筋膜の大部分は除去されていますが、参考となるよう、肩甲骨背側、上腕近位部、手などの特定の部位については表層の被覆組織が残されています。
静脈および表在構造
頭静脈、大静脈、および尺骨正中静脈が保存されており、手首から三角胸筋溝および上腕静脈に至る表在静脈系が明確に示されています。
腋窩および肩
腋窩部では、三角筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋、および肩甲下筋が横断面で示されています。広背筋、烏口腕筋、大胸筋などの主要な腱も残されています。
腋窩動脈および静脈の一部が、腕神経叢の外側索とともに確認できます。尺骨神経、正中神経、筋皮神経、腋窩神経、橈骨神経、および上肩甲下神経を含む、いくつかの末梢枝が示されています。
上腕および前腕の解剖
このモデルは遠位部へと続き、上腕の前面および後面のコンパートメントが完全に観察でき、筋肉の構造と深部の神経血管路の両方が示されています。肘窩では、上腕二頭筋腱膜の一部がそのまま残されています。
前腕部では、表在性の屈筋および伸筋が、起始部から腱付着部まで解剖されています。構造的な位置関係を把握できるよう、伸筋コンパートメントを覆う前腕深層筋膜の一部が保持されています。前腕遠位部では、橈骨動脈、尺骨動脈、および正中神経がはっきりと確認できます。
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