医療用ソフト AccuGENX-ST®

シークエンシング用ドキュメント管理トラッキング

配列に基づく微生物同定サービスに加え、配列に基づく菌株タイピング法である単座・多座配列タイピング（SLSTまたはMLST）による菌株タイピングも行っています。生産施設が微生物汚染を経験した場合、その発生源を特定することが優先されます。AccuGENX-ST®株タイピングは、生産施設における微生物汚染の調査において、微生物学者を支援します。 AccuGENX-ST®は、SLSTおよびMLST（単座・多座シーケンスタイピング）という確立された高精度なシーケンス法を用いて、同じ種のメンバーを株レベルで区別する微生物特性評価プロセスです。 微生物同定のための標準領域（16S、D2、ITS2）以外のDNA配列を決定し、菌株レベルでの差異や類似性を証明するデータを提供します。SLSTおよびMLSTを用いた菌株レベルでの判定により、汚染源を明確に追跡したり、既知の生産菌株を単純に検証することができます。 SLSTおよびMLSTシーケンスベースの株タイピングの再現性が高いことから、プロバイオティクス菌株が同じかどうか、ある地域から回収された分離株が別の分離株と同じか異なるかを判定することができます。これは、フラグメントベース解析を利用する方法と比較して、高い分解能と長期にわたる追跡および傾向分析プロジェクトにおける高い信頼性を実現する重要な特性となっています。