アルブミンは主要な血漿タンパク質で、回腸から吸収されたアミノ酸から肝臓で合成される。アルブミンの機能には、細胞外液の調節と分配、各種ホルモン、ビタミン、微量金属の輸送が含まれる。また、静脈穿刺時のうっ血によっても、体液が血管外コンパートメントに流出する。レベルの低下は、腎臓、皮膚または腸からのタンパク質(主にアルブミン)の過剰な喪失時に観察される。また、食事、肝疾患、吸収不良による合成の低下や、発熱、未治療の糖尿病、高血圧による異化作用の亢進時にも起こりうる。
技術仕様
測定範囲0.1~7.2g/dl
直線性 7.2 g/dl
波長 600 nm
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