概要MECG 2.0 心電図(ECG)データベースプレーヤーは、最大8チャネルのアナログ信号を同時出力し、12誘導ECGシステムのアルゴリズム検証や装置試験に対応します。R&D、規格適合、診断アルゴリズムの検証を行うシステム/ソフトウェアエンジニア向けに設計されています。医療規格に準拠した試験信号を内蔵し、一般的なECGデータベースを直接読み込み/再生できます。国際医療規格(IEC 60601-2-25、IEC 60601-2-47、ANSI/AAMI EC57、YY0782、YY0885)に準拠しています。
主な機能- 12誘導ECGシステムの検証向けに、8チャネル同時アナログ出力を提供。
- 医療規格準拠の内蔵データベース(例:CTS、CSE)および標準ECGファイル形式(EDF、AHA、CSE)に対応。
- 形式変換不要で一般的な研究用データベース(MIT、CU、NST、ESC)の直接ダウンロード/再生が可能。
- 生データ再生により、臨床記録波形やユーザー定義波形を再現し、アルゴリズム性能検証やAI学習データ作成に利用可能。
- バッチ再生やスクリプト駆動テストに対応した自動化用SDKを提供。
- コマンドリプレイ機能で、試験コマンドスクリプトを自動生成・編集し、コマンドファイルとして保存して再現性のある試験を実行可能。
ハイライト- サンプリングレート:8チャネルで1 kHz、波形再現性を確保。
- 高出力分解能:MECG 2.0(2020)オプションは分解能を0.15 μVに向上させ、胎児心電図やSTセグメント変動など微細な波形特徴を正確に再現。
- 低出力ノイズで診断用フィルタの検証に適合(<5 μV 出力ノイズレベル)。
発注/パッケージ内容(標準 MECG 2.0 テストシステム)- 型番:MECG 2.0(12誘導用16ビットDACを搭載した多チャネルECGシミュレータ:RA、LA、LL、N、V1–V6)。
- 付属品:MECG 2.0 × 1、ブレイクアウトボックス(BB-C1) × 1、ワイヤーバックル × 12、USBケーブル × 1、接地線 × 1。
- オプションソフトウェア:PhysioNet Non‑Invasive Fetal ECG Database対応のEDF再生(品番 HC0-ME0D001)。
- オプションアクセサリ:PC電源ノイズ低減用USBアイソレータ(品番 100-OT00001)。
- オプションの校正/保証パッケージあり(品番 YY0007、YY0008)。
ドキュメントとツール- ソフトウェアパッケージ、データシート、ユーザーマニュアルは製品ドキュメントとして提供。
- 自動試験やユーザー開発アプリケーションとの統合に使用できるSDKを提供。
仕様/技術データ- 出力チャネル:8出力(10リード電極に信号を供給し、被試験機器では12誘導として表示)。
- 電圧精度:MECG 2.0:500 μV以上で±1%、500 μV未満で±5 μV。MECG 2.0(2020):100 μV以上で±1%、100 μV未満で±5 μV。
- 出力電圧分解能:MECG 2.0 は2.4 μV、MECG 2.0(2020)は0.15 μV。
- 出力電圧範囲:±5 mV(標準データベース/ECG振幅 +5 mV から -5 mV)。
- 出力ノイズレベル(0–150 Hz):<5 μV。
- 時間精度:±1%(100 ppm 水晶基準使用時はシステム設計で0.1%未満)。
- サンプリングレート:1 kHz(8チャネル)。
- 電源:USB給電(5 V、0.2 A)。
- 動作環境:15–30 °C;10–95% RH。