ミオグロビンは、心臓や骨格筋が損傷したときに産生されるタンパク質である。CKなどの酵素に比べて分子量が小さいため、心臓の痛みが生じるとCK-MBよりも先に血中に放出され、その値は3~6時間後に臨床的に有意な値となる。有するレベルに達するため、急性心筋梗塞(AMI)の高感度な指標として用いることができます。しかし、ミオグロビンは心臓の損傷だけでなく、骨格筋の低下でも産生されるため、心筋梗塞が疑われる場合にはトロポニンI(TnI)やCK-MBなどのマーカーと併用するのが一般的です。
仕様
測定範囲:5.0~500.0 ng/mL
基準範囲 - ≤70 ng/mL
サンプルタイプ - 血清/血漿
サンプル量 - 100 μL
ローディングボリューム - 100 μL
アッセイ時間 - 15分
保存条件 - カートリッジ: 2-30 ℃
検出バッファー2-8 ℃
シェルフライフ - 24ヶ月
---