マウス IL-10 を測定します。検体(または標準品)をマイクロ ELISA プレートウエルに添加し、マウス IL-10 特異的抗体およびビオチン化 検出抗体と結合させます。次にアビジン-西洋ワサビペルオキシダーゼ(HRP)コンジュゲートを各マイクロプレートウェルに順次添加し、インキュベートします。遊離成分は洗浄除去する。基質溶液を各ウェルに加える。Mouse IL-10、ビオチン化検出抗体、Avidin-HRP 標識体を含むウェルだけが青く発色します。酵素-基質反応は停止液の添加により終了し、黄色に変色します。光学濃度(OD)は、波長450 nmで分光光度計により測定されます。OD 値はマウス IL-10 の濃度に比例します。検体の OD 値を標準曲線と比較することで、検体中のマウス IL-10 濃度を算出することができます。
別名
CSIF, CSIFMGC126450, サイトカイン合成阻害因子, GVHDS, IL10, IL-10, IL10A, IL-10MGC126451, インターロイキン10, インターロイキン10, TGIF
技術データ
標準曲線の OD 値は、実際の測定条件(操作者、ピペッティング技術、洗浄技術、温度の影響など)によっ て異なる場合がありますので、操作者は各検査ごとに標準曲線を作成する必要があります。以下に代表的な標準曲線とデータを参考までに示します。
精度
イントラアッセイ精度(アッセイ内の精度):1プレートで低濃度、中濃度、高濃度の3検体をそれぞれ20回測定。
アッセイ間精度(アッセイ間の精度):低濃度、中濃度、高濃度の3検体を3種類のプレートで20回ずつ測定、
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