甲状腺刺激ホルモン(TSH)は、脳下垂体前葉で作られるホルモンです。血中の甲状腺ホルモンが減少すると増加し、サイロキシン(T4)やトリヨードサイロニン(T3)の分泌を誘導し、体内の濃度が安定した状態になります。維持できるように調整する役割を担っています。何らかの原因でTSHの濃度が高くなると、甲状腺が異常な量のT4、T4を産生・分泌するようになり、不眠、体重減少、神経過敏などの甲状腺機能亢進症に関する症状が出てきます。逆に、T3が十分に作られないと、体重増加、疲労感、皮膚の乾燥などの甲状腺機能低下症を引き起こす可能性があります。
仕様
測定範囲:0.10~100.00uIU/mL
リファレンスレンジ - 0.4-5.0 uIU/mL
サンプルタイプ - 血清/血漿
サンプル量 - 100 μL
ローディングボリューム - 100 μL
保存条件 - カートリッジ: 2-30 ℃
検出バッファー2-8 ℃
シェルフライフ - 24ヶ月
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