中性ムチンはアミノヘキソースと遊離ヘキソースを含む。酸性ムチンもアミノヘキソースと異なる種類の酸ラジカルを含んでいる。中性ムチンは胃粘膜、十二指腸腺、顎下腺、前立腺上皮に存在する。酸性ムチンは呼吸器、消化管の杯細胞、大動脈壁、軟骨基質、角膜、皮膚に存在する。胃粘膜は中性粘液を分泌する。酸性ムチンは胃の腸形質転換や腸型胃癌で分泌される。しかし、胃型胃癌では中性粘液が分泌される。ヘマトキシリン・エオジン染色では酸性ムチンと中性ムチンはほとんど区別できない。AB-PAS染色では、酸性ムチンはアルシアン染色で青く染まる。中性ムチンはPASで赤く染まる。
方法
1.脱イオン水で組織を脱パラフィンする。蒸留水で短時間すすぐ。
2.アルシアンブルー溶液(pH2.5)に10~20分間浸す。
3.水で短時間すすぐ。
4.組織を過ヨウ素酸で10分間酸化する。
5.蒸留水で2分間すすぐ。
6.シッフ試薬に10~15分間入れる。
7.水道水で5分間洗浄する。
8.メイヤー・ヘマトキシリン溶液で核を1~2分間染色する。
9.水道水で洗浄する。
10.通常の手順で脱水、透明化、マウントする。
期待される結果
酸性粘液............青色
中性粘液............赤色
混合粘液............赤紫色
核...............水色。
注意
1.キットは冷蔵庫に保管し、使用前に室温に戻し30分間試薬を平衡化させてください。
2.使用後はシッフ試薬のキャップをしっかりと閉めてください。バラツキが出たら試薬を廃棄してください。
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